歌謡曲

海外アーティストが語るJ-POP

その国の言語がその国の音楽に影響を与えている、というのは若い頃に私が思っていた事なので、こういうこと言ってもらえてうれしい。悲しいメジャーコード、明るいマイナーコードというのも、そもそも日本の音階には長調、短調の概念のないヨナ抜きで、それ…

「新世界より」と「花と蝶」

突然思い出したので書いておく。変なタイトルであるが、要は子供の頃、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」の第3楽章スケルツォのトリオ部のメロデイーで、森進一の「花と蝶」のサビ「花が散る時、蝶が死ぬ」のメロディーと似ている部分がある、と思…

訃報 高見知佳

先日の御厨さと美の訃報もショックだったが https://hakuasin.hatenablog.com/entry/20100713/p1 https://hakuasin.hatenablog.com/entry/20101002/p1 やはり年下の高見知佳の訃報はショックである。 「ミスティー・ブルー」は名曲だし、名歌唱だと思う。も…

志村けんとザ・ピーナッツ

以前、ザ・ピーナッツのライブの話で「「恋のフーガ」はフルで歌って欲しかった。」と書いたのだが https://hakuasin.hatenablog.com/entry/20050201/p1 えらく安いベスト盤があったので買ってしまった。そこで長年の疑問が解けた。「志村けんのだいじょうぶ…

「しのび逢いのテーマ」

昨日、亡くなられた川口真さんの件で「しのび逢いのテーマ」について触れた。 https://hakuasin.hatenablog.com/entry/2021/10/27/160249 https://hakuasin.hatenablog.com/entry/20051006/p2 2005年の時点では「この曲だけのために2枚組みは買えないなあ」…

訃報 川口真

川口真さんについては、なかにし礼さんが亡くなった時に由紀さおりの「手紙」弘田三枝子の「人形の家」で触れ https://hakuasin.hatenablog.com/entry/2020/12/25/074738 「しのび逢いのテーマ」の作曲者としても触れた。 https://hakuasin.hatenablog.com/e…

すぎやまこういち氏逝去

90歳なら大往生ではないか。世間的にはドラクエなんだろうが、やはり私は「伝説巨神イデオン」劇場版だなあ。そして「恋のフーガ」「花の首飾り」「モナリザの微笑」「学生街の喫茶店」といったJPOPの先駆けともいえる名曲群。ご冥福をお祈りします。

「博士ちゃん」に採り上げて欲しかった

昨夜の 「博士ちゃん」-博士ちゃんが衝撃を受けた昭和歌謡の歌姫ベスト20! であるが、漏れた歌姫について書き出すと、際限が無くなってしまうが、個人的には、島倉千代子、弘田三枝子も採り上げて欲しかった。もしかしたらベスト30には入っていたのかもし…

訃報 なかにし礼

中村泰士に続く訃報である。いかにも王道の阿久悠に比して、変わった角度から切り込むなかにし礼の詞は、思春期の少年にはドはまりであった。由紀さおりの「手紙」弘田三枝子の「人形の家」(共に作曲は川口真)は、子供の頃買った2番目と3番目のシングルだ…

筒美京平つながりで改めて知ってびっくりした北山修

筒美京平が亡くなって、勿論名曲はいっぱいあるのだが、堺正章の「さらば恋人」もそうだったよなあ、と思い作詞家は誰だっけと調べたら北山修であった。元「ザ・フォーク・クルセダーズ」で、作詞したのは「戦争を知らない子供たち」「あの素晴しい愛をもう…

古関裕而 八戸行進曲

朝ドラ「エール」のモデル、古関裕而についてはちらちら書いているが、今朝の地方紙に「八戸行進曲」という曲があることがのっていた。たぶん八戸出身であろう作詞の谷草二について等、詳細が不明な点が多く、筆者が情報提供を求めていた。筆者は八戸出身の…

古関裕而と「モスラ」

「モスラの歌」というのは、子供時代に聴いたせいもあろうが、私にとってはジャンルを超越した、ある種別格の曲なのだが、その「モスラの歌」の作曲が古関裕而であることを知らずにいて「己の思い上がりと不明を恥じる」と以前書いた。 http://hakuasin.hate…

あの曲が実は・・・

これから書くことは、今回のポルナレフ・BOXを知る前に思いついたので、まったくの偶然なのだが、シンクロニシティかもしれない。西城秀樹が亡くなった後、テレビで「傷だらけのローラ」が流れているのを見て「あれ?ポルナレフの「忘れじのグローリア」…

荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」はバブル期の象徴か?

ちょっと前にネット記事で バブル経済時代の代表曲のように扱われている荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」であるがバブル期の直前の曲でありバブル期の象徴のように扱われるのに違和感がある。 みたいなことが書いてあり、そう言えばそうだよなあ、と思…

カール悲報と三橋美智也と矢野顕子

ここ何年もカールを買っていないので、意見を言う資格はないのだが、やはり残念。カールと言えば三橋美智也、私にとって三橋美智也と言えば矢野顕子。 http://hakuasin.hatenablog.com/entry/20080206/p1 「達者でナ」オリジナル。 矢野顕子版。「長月神無月…

シシド・カフカと山口百恵

昨日のテレビで、シシド・カフカが山口百恵のファンになるきっかけになったという映像に興味を持ったので探してみた。平岡正明ではないけれど、やっぱり「山口百恵は菩薩である」だなあ。.

石破茂とキャンディーズのミキちゃん

先日のテレビで石破大臣が「キャンディーズは音楽性の高いミキちゃんのファン」みたいなことを言っていた。過去に私はこんな事を書いたのだがhttp://hakuasin.hatenablog.com/entries/2008/05/05やはりわかる人はわかるのだ(笑)

「すみだ川」島倉千代子

「すみだ川」島倉千代子島倉千代子のCDを持っていないことに今さら気づいて購入しようとしたのだが、一番好きな「すみだ川」を収録しているCDがなかなか無い。カバー曲のせいだろうか。(ここらへん、スパイダースの「エレクトリックおばあちゃん」に事…

続・吉幾三「俺ら東京さ行ぐだ」

続・吉幾三「俺ら東京さ行ぐだ」先日触れたこの曲であるがhttp://hakuasin.hatenablog.com/entry/2014/08/12/045046テレビで某芸人が披露して絶賛されていた。その後、会社帰りにいつもは聴かないのだがFMを聴いたところ、なぜかこの曲がかかり「シンクロ…

ザ・スパイダース「エレクトリックおばあちゃん」

ザ・スパイダース「エレクトリックおばあちゃん」先日の「俺ら東京さ行ぐだ」から思い出した。1970年の曲であるが、当時埼玉に住んでいた小学生の私は「弘前のばあちゃん」という歌詞に、母方の実家が弘前なので、自分のばあちゃんの事を歌っているのかとび…

吉幾三「俺ら東京さ行ぐだ」

吉幾三「俺ら東京さ行ぐだ」昨日は青森市へ出張だったのだが、その帰りに某道の駅に寄ったらこの曲が大音量でかかっていた。若い頃はいわゆるコミックソングも好きで、なぎら健壱の「悲惨な戦い」「葛飾にバッタを見た」あのねのねの「つくばねの唄」ミス花…

娘が美空ひばりを歌った話

娘が美空ひばりを歌った話昨日、帰ってきた娘に出来栄えを聴いた。歌うチームに立候補した、と思い込んでいたが、なんとソロで歌ったそうだ。それがまた「あの子は誰!?」的な大評判だったらしい。聴きたかった!さすが!わが娘(親バカ)

買物ブギ 笠置しず子

買物ブギ 笠置しず子この曲は随分前にダウン・タウン・ブギウギ・バンドの「賣物ブギ」を取り上げた際にちらっと触れたことがあるがhttp://hakuasin.hatenablog.com/entries/2004/11/11 昨日の美空ひばりの話題から、なんとなくまたこの曲を思い出した。でよ…

美空ひばりの話

美空ひばりの話美空ひばりがジャズを歌っているCDには以前から興味があったが、先日コンビニで「ジャズ&モア」というのがあったので衝動買いしてしまった。その後、娘をピアノの練習に送ってゆく時、娘が「愛燦燦」を口笛で吹いたので「お?美空ひばりか…

島倉千代子さんの思い出

島倉千代子さんの思い出子供の頃から好きだった歌手であった。「すみだ川」はセリフも含めてよく真似をして歌っていた。ご冥福をお祈りします。

青江三奈 伊勢佐木町ブルース

青江三奈 伊勢佐木町ブルース現在当県で「横尾忠則の「昭和NIPPON」展」というのをやっていて、そのテレビCMのBGMが青江三奈の伊勢佐木町ブルースの前奏部分である。印象的なこの部分を、娘は初めて聴いたので、けっこうはまって奥さんにたのんでネット…

「東京娘」「東京ドドンパ娘」

子供の頃刷り込まれたメロディというものは、ついつい口に出てしまうもので 「お、じ、さん」で始まる歌を、当てはまる言葉が出るたびに、そのメロディで口ずさんでしまう。 しかし、曲名も、その後の歌詞も知らなかった。 調べてみたら、桜たまこの「東京娘…

天地真理 水色の恋

本屋でかかっていたBGMが、聞き覚えのある古い曲だったのだが だんだん天地真理の「水色の恋」に雰囲気が似ている事に気づいた。 帰宅して調べてみたら、フランク・シナトラの「夜のストレンジャー」だった。 全体の雰囲気が実に良く似ているし、大サビ前…

おいらの船は300とん

やはりケンミンショーから、高知県室戸では誰でも歌えるというこの歌、子供の頃聴いた記憶があるような・・・・ 残念ながら、ようつべにはいいのが無い。

また君に恋してる

以前、クリムゾンの"Moon Child" を思い浮かべてしまうと書いた、ビリーバンバンの「また君に恋してる」であるが(こちら)坂本冬実バージョンがヒットしているそうである。 あらためて聴いてみると、"Moon Child" は冒頭、「また君に恋してる」はサビ部なの…