訃報 なかにし礼

中村泰士に続く訃報である。
いかにも王道の阿久悠に比して、変わった角度から切り込むなかにし礼の詞は、思春期の少年にはドはまりであった。
由紀さおりの「手紙」弘田三枝子の「人形の家」(共に作曲は川口真)は、子供の頃買った2番目と3番目のシングルだった気がする。(1番目は「ドリフのほんとにほんとにご苦労さん」)
他にも(歌手の五十音順)
朝丘雪路「雨がやんだら」
アン・ルイスグッド・バイ・マイ・ラブ
島倉千代子「愛のさざなみ」
ハイ・ファイ・セット「フィーリング」
ピーター「夜と朝のあいだに」
ザ・ピーナッツ恋のフーガ
ペドロ&カプリシャス「別れの朝」
etc.etc
あ、今気づいたが、当時読んでいた一条ゆかりの(今見ると)ちょっと大げさな感じの悲壮感に通じるものがあったから好きだったのかな?