1980年ベームのフィガロ

ヤノヴィッツの伯爵夫人(フィガロの結婚)の演技

思い出したことがあるので、説明したいが、そのための事前の説明が長くなりそうで怖い(笑) 以前からヤノヴィッツの伯爵夫人は「高貴さと茶目っ気を併せ持つ稀有な役作り」と褒めてきた(つもり)その例なのだが。 と思ったら昔の日記に、書こうとしている…

モーツァルト歌劇「フィガロの結婚」K.492 カール・ベーム指揮 ウィーン国立歌劇場日本公演 1980年

1日1幕づつ再視聴中。

モーツァルト歌劇「フィガロの結婚」K.492 カール・ベーム指揮 ウィーン国立歌劇場日本公演 1980年

文句ではないが、気になる部分もある。最終幕で暗闇の中、伯爵がケルビーノを殴る時に、様子を見に出てきたフィガロを替わりに殴ってしまうシーンがある。台本はこのように書いてあるのだが、舞台上でこれを自然に実現するのはなかなか難しく、演出家はいろ…

モーツァルト歌劇「フィガロの結婚」K.492 カール・ベーム指揮 ウィーン国立歌劇場日本公演 1980年

さて、気がついたことを思いつくままに書く。 昔、テレビ音源からテープに録音して、しばらく聞いていた時期があったのだが、その時はプロンプターの声がかなり耳障りな印象があったが、今回はかなり目立たなくしている。レチタティーボの時はもろ聴こえであ…

モーツァルト歌劇「フィガロの結婚」K.492 カール・ベーム指揮 ウィーン国立歌劇場日本公演 1980年

待望のDVD化である。細かい話はおいおいと(なんせ、カテゴリを作ってしまったから【劇爆】) 当初は、TV音源かと思って音質を心配していたのだが、生でFM放送された音源を映像にシンクロさせたとか、ありがたい!(おかげで、終幕の後拍手は延々続く…

モーツァルト歌劇「フィガロの結婚」K.492 カール・ベーム指揮 ウィーン国立歌劇場日本公演 1980年

祝!ア○ゾン ベストセラーランキング クラシック部門 1位! 今日届くかなあ、わくわく。 NHKさん、あとはクライバーのラ・ボエーム、オテロ、ブライアンフェリーのスタジオライブ、是非頼みます!

モーツァルト歌劇「フィガロの結婚」K.492 カール・ベーム指揮 ウィーン国立歌劇場日本公演 1980年

さて、前日に書いた上記のDVDであるが、各通販サイトのレビュー等を見ると「待ちに待っていた!」といった記述が実に多い。私だけでは無かったのだ。サイトによっては予約だけで売切れとなっているところもある。クライバーのベト7まではいかなくても、これ…

モーツァルト歌劇「フィガロの結婚」K.492 カール・ベーム指揮 ウィーン国立歌劇場日本公演 1980年(近日発売予約可)

ア○ゾンで発見して力がぬけた。血の気が引いた。いままで何回か書いてきたが(こちらとこちら)もう出ないのかと思っていた。よかった、生きている間にもう一度これを見れて!仕事中なのに涙が出てくる!(自爆) 実は最近、ショルティ指揮の映像(LD)を…

「フィガロの結婚」の話

「フィガロの結婚」とは懺悔と許しの物語である。1日のどたばた騒ぎの後、観念した伯爵が夫人に許しを請う。夫人が許しを与える。こここそがこの物語のクライマックスである。ゆえにこの美しい部分は、じっくりと演奏してほしい。 さらに、夫人は伯爵が一言…

モーツァルト「フィガロの結婚」

私にとって忘れられない映像がある。1980年カールベーム最後の日本公演で、NHKで放送されたものである。もう20年以上も経っているのだからNHKも発売すればいいのに。(ついでに、翌年ミラノスカラ座のクライバー指揮のラ・ボエームも!)配役は…