2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ジミ・ヘンドリックスとフランク・ザッパ

そういえば、ジミヘンも実はインディアンとの混血であった事を思い出した。昔はあまりにブルースであることに抵抗感があって、彼の真価を知るまで、聞き込んでいなかったような気がする(ライブ・バージョンの"Little Wing"は大好きだが)またあらためて、ち…

BaBe

エン○の神様で見かけるいとう○さこが、「細かすぎて伝わらないモノマネ〜」で懐かしい「BaBe」のものまねをしていた。このユニット(?)もうちょっと売れてもいいかと思っていたのだが、やはり、あまり踊らないのが売りの「Wink」が爆発的に売れてしまった…

Robbie Robertson(1987)

Robbie Robertson ネイティブ・アメリカンの血を引く、元「ザ・バンド」のギタリストのソロ1st。 しかし、この私が、元ザ・バンドのリーダーのソロアルバムを聴くなど、ついこの間までは決してありえなかった話である。しかもピーター・ガブリエルもピー…

ダンス・ウィズ・ウルヴズ(1988、翻訳:1991)

マイケル ブレイク 映画の原作を古本屋で購入。ほとんど映画と一緒なのは、作者が元々脚本家であり、小説の前に脚本が存在したから。ケヴィン・コスナー自身が脚本を気に入って、映画化しやすくなる状況を作り出すために、小説化を作者に勧めたらしい。 ただ…

立つカエル

昨日書いた嵐の実験番組であるが、期待して無かったので録画はしていなかった。今のところどこにも動画がUPされていないようだ。見れないとなると余計見たいし、見ていない人には是非見てもらいたい。録画した方がいたら、どこかにUPして下さい!

Hildegard von Bingen: Heavenly Revelations(1993:録音1995:発売)

このアルバムは私にとっては大変意味がある。というのは"Vision: The Music of Hildegard von Bingen"の中で、私が一番好きな"Praise for the Mother"と" Vision"の元曲である"O Virga Ac Diadema"と"O Euchari" が収録されているからだ。予想にたがわず素晴…

嵐の番組

科学者の夢をかなえる実験番組で、あまり期待しないで見たが予想以上に面白かった。特に−60度で、空気を送ってぴょんぴょん跳ねるカエルのおもちゃに霧吹きで霧を振りかける実験。カエルが予想以上に細く長い足をゆっくり伸ばして立ち上がる様は、今まで見…

嘘から出たまこと

ポストマン(1997)のような話を見ると思い出すのが春風亭柳昇の新作落語「里帰り」である。ご存知の方もいるかもしれないが、以下そのストーリー。 里帰りした娘が父親に姑の愚痴を言う。本当に殺してやりたいほど憎いと言う。父親は、こう言う。そんなに憎…

オニババ化する女たち 女性の身体性を取り戻す(光文社新書)(初版:2004)

三砂ちづる 乱暴な言い方をすると、近代医学や行き過ぎたフェミニズムが、女性の体が本来持っていた能力を奪い去り、損ない、精神的にも蝕んできているのではないか?という内容の本(あくまで、乱暴なまとめ方ですのであしからず)他の書評を見ても賛否両論…

親バカ話

娘とキーボードで遊んでいた時、「ほーほーほーたるこい」のメロディを娘が弾いていた。お解りの方はわかると思うが、1音違いの2つの音を弾けばこのメロディは弾けるのである。つまり、ドとレ、レとミ、ソとラ、ラとシである。ミとファ、シとドでは、半音…

マリオン・ジマー・ブラッドリー

昨日、この人のことをちょっと書いたのだが、恥ずかしながら全く知らなかった。しかし、「ダーコーヴァ年代記」という大河シリーズがすでに1962年から刊行されているかなりの売れっ子のようだ。思うに邦訳が1987年以降という、私がいろいろな情報から隔絶さ…

スズメバチ

一昨日は、予定に無い縄文文化の勉強をしたのだが、実は当初隣町の公園に行ってみたのだ。 ttp://hello.net.pref.aomori.jp/hashikami/sightseeing/kasen-p.html 景観がすばらしいので、年に1回は訪ねるのだが、行ってみると池の掃除をしているおじさんが、…

エクスカリバー(Excalibur)(1981)

なんとDVDが690円で売られていたので、思わず買ってしまう。大分前、アーサー王伝説も良く知らない頃にケーブルTVの洋画専用チャンネルで見て、その後アーサー王伝説を調べて、この映画のエピソードを探したのだがちっともでてこなかったことが多かった…

県による文化の違い

先日、TVで、その県では常識だが全国レベルでは誰も知らないその県独自の文化(?)を紹介する番組をやっていた。今までもそういう番組はけっこうあったので、そう新しい内容もないんじゃないかと思っていたらそうでもなかった。 「宮城ではマンボウを食べ…

縄文とネイティブ・アメリカン

昨日は予定に無かったが当市にある「是川縄文の里」というところへ行った。今までの人生、縄文土器は少なからず見ているはずだが、今は自分の意識が違うせいだろうか、大変に感動した。下記にいくつかサイトを貼らせていただく。写真だと伝わりにくいと思う…

ダンス・ウィズ・ウルブズ Dances with Wolves (1990)

この映画は、まずレンタルで見てえらく感動して、その後中古ビデオ屋でたまたま見かけたものを買ったものの買いっぱなしで、実は今まで一度も見返したことがなかった(長いせいも会ったが)今回のアメリカ・インディアンの探求の旅で、また見ることになった…

ようつべ

ようつべでブラックモアズ・ナイトの映像を発見。1997年の来日時のニュースステーションだと!!ファンだと言っていながら全く知らなかった(汗)ttp://www.youtube.com/watch?v=EQnXGT3CYzo&mode=related&search=次はレインボー再結成時のライブ。この時期…

夜の言葉(初版:1979 改訂版:1989)

(邦訳:1985 文庫化:2006) アーシュラ・K・ル=グウィン 中間報告 実はゲド戦記読了後に買ってあったアーシュラ・K・ル=グウィンのエッセイ集を、やっと読んんでいる。 エッセイ集とはいえ、論文に近くかなり読み応えがあるが、共感することや考えさせられ…

前九年の役

このたび自民党総裁になった方が、前九年の役で四国に配流された安倍宗任の末裔であるとは知らなかった。 ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E5%80%8D%E5%AE%97%E4%BB%BB 東北出身であり、高橋克彦ファンであり、歴史大好きの私にとっては、なんともロ…

Stand By Me

John Lennon ROCK'N'ROLL(1975) ビートルズはソロも含め、アナログ時代はそれこそ擦り切れる程という表現をしたくなるほど聴いているのでCDを買ってもそうめったに聞いたりはしなくなっている。で、ジェシ・エド・デイヴィスのギターを聴くために久々に…

ゲド戦記とネイティブ・アメリカン

ネイティブ・アメリカンのことを勉強してゆくと、ゲド戦記について漠然と思っていたことに、確信をもつようになっていった(そんな大げさな事ではないが)魔法と魔法使いを擁する赤褐色の肌を持つアーキペラゴ人と、魔法も魔法使いも持たず、ブロンドの髪と…

Dead Man (1996)

Neil Young ちょっと気分替えに、一見全く関連性の無いものを聞く。 うちの奥さんが結婚前に買っていたCDのなかには、ときおり突拍子も無いものがある。そもそも、奥さんは一般的な観点から言うと「変わった映画」が好きである。そして気に入った映画はほ…

David Crosby

私はどちらかというとブリティッシュ・ロック派であった。アメリカン・ロックのフォークやカントリー、また南部系の泥臭い感じは苦手であった。しかし、C,S,N & Y は(主に4 Way Streetではあるが)聴いていたし、スティルスのバッファロー・スプリング・フ…

ロビーロバートソンとジェシ・デイヴィスとリタ・クーリッジ

アメリカンロックは詳しくは無いが、「ザ・バンド」は名前ぐらい知っている。しかしメンバーのロビー・ロバートソンがネイティブ・アメリカンとのハーフだとは知らなかった。「ザ・バンド」解散後は、自分のルーツであるネイティブ・アメリカンを意識した活…

ネイティブ・アメリカンの狩り

アメリカ・インディアン、プエブロ族のリーダーが「鹿狩り」について、こう述べてる。 常に天地の恵み感謝し、鹿狩りの時には鹿に謝罪と感謝の祈りを捧げる。しとめた鹿のあらゆる部分を利用し、儀式により鹿の聖霊を自然へ帰す(そして、鹿は再び再生する)…

Chant's And Dances Of The Native Americans(1994)

Sacred Spirit これは「ネイティブ・アメリカン・ミュージック」+「ハウス」で、世界的にも売れたようだ。先日書いた「ヴィジョン」と同時期に買ったもので、これも久々に聴いた。今聴くと、当時「ヒーリング系」といわれた音楽の味付けに、非西洋音楽のエ…

ネイティブ・アメリカン=アメリカ・インディアン

ケルト、ゲルマン、からはじまり、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンに至っている今回の探求の旅であるが(いつ旅になった?)ネイティブ・アメリカン=アメリカ・インディアンへ行きそうな気配。「ネイティブ・アメリカン」と「アメリカ・インディアン」どち…

ベートーヴェン交響曲第9番「合唱付き」

フルトヴェングラー指揮バイロイト祝祭管弦楽団(1951) CDでは、演奏前のフルトヴェングラー入場の足音と拍手、演奏後の拍手入りを長年聴いていた。これはこれとして、記録として大変貴重なものだが、演奏だけを純粋に楽しみたいなと思っていたのも事実で…

赤いペガサス

村上もとか 龍(RON)はいつ終わるのか心配な村上もとかである(笑)この人の作品は「六三四の剣」や「エーイ!剣道」が好きだった。この人も小山ゆうといっしょで、どんなジャンルを描いても、そのジャンルの範疇にとどまらない深さをいつも見せつけてくれる…

Hildegard von Bingen: Canticles of Ecstasy

こちらはヒルデガルト・フォン・ビンゲンの本来の教会音楽としての演奏。いままでこういった音楽は「グレゴリオ聖歌」とデイヴィッド・マンロウによるゴシック期の音楽(12〜14世紀)しか把握していなかったが、ヒルデガルトは、このゴシック期の音楽の…