8:30(1979)

WEATHER REPORT
元はアナログ2枚組みでいわゆるD面のみスタジオ新録音。あとはライブ。世間的には大傑作といわれているし、分かる気もするが、ライブの方は、元々のスタジオ盤では豊富だった民族音楽的、アンビエント的な魅力がすっかり無くなって、ただジャコパスのテクニック垂れ流しがかぶさってうるさく感じてしまう。(へそ曲がりなのだろう)
逆に、スタジオ録音の方は、前作を引きずってる部分があり、ブルガリアンヴォイス風少年コーラスが聞けたり、昔ながらのスタイルのジャズを彼ら風に(かなりアップテンポだが)構築したりして、こっちの方が面白く聴ける。
さて、まだウェザーはアルバムが残っているが、とりあえず私にとってのウェザーは、ここまでだろう。