月岡芳年(浮世絵とおせん)

松本清張の「内なる線影」(「巨人の磯」収録)を読んでいたら、主人公がヒッピー風の画家からもらった絵を「ムンクと大蘇芳年とを足して二で割ったような趣」と評しているのを見て「大蘇芳年って誰?」と思ったら、月岡芳年の事で、大蘇芳年は晩年の雅号であった。
高橋克彦氏をして「現代美術のルーツ」とまで言わしめた幕末から明治にかけての浮世絵師である。ご存じない方は、画像検索されるとそのすさまじさがわかると思う。
と、ここまで書いて「おせん」と浮世絵について書いたことを思い出した。

https://hakuasin.hatenablog.com/entry/20080501/p1