美内すずえの本2種

ガラスの仮面」の舞台裏(2016)美内すずえ

「謎のサルタヒコ」を読んだのをきっかけに

https://hakuasin.hatenablog.com/entry/2022/03/28/120206

美内すずえの漫画以外の本を調べていてみつけた。長い「ガラスの仮面」の歴史上で、例えば舞台化とか、ドラマ化とかのタイミングで行われた対談やインタビューをまとめたもの。こんな本があったなんて、なんで知らなかったんだろう。
それぞれに興味深い内容だが、やはり、大竹しのぶ安達祐実(16歳当時!)夏木マリ等が圧巻であった。


美内すずえ対談集 見えない力(2018)

こちらも、漫画以外の美内すずえの本を調べていて見つけた。新作能紅天女」を演じた能楽師梅若実ガラスの仮面の舞台裏には前名の梅若六郎として登場済み)を皮切りに、古武道家、物理学者との対談を収めている。それぞれの対談も興味深いが、対談の後の美内すずえの長めの後書きが、ガラスの仮面の制作秘話的なものもあり面白い。全体的に「宇宙神霊記」(1991)に近い内容となっている。