五所川原ツアー クレンペラーのマーラー第4

マーラー 交響曲第4番
クレンペラー指揮 フィルハーモニア管弦楽団(1961)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
本日より、奥さんの実家の五所川原ツアーであるが、それはさておき。


この曲は、全体に優美でチャーミングなのだが、以前ユリアーネ・バンゼ目当てで買ったブーレーズ盤が、チャーミングさよりも緻密な透徹性を持った演奏で、これはこれで良かった。
クレンペラーはいつも通りの遅めのテンポの質実剛健な演奏で、こういうマーラーの第4は、個人的には新鮮である。シュヴァルツコップも、例のオペラでの癖のある歌い方ではなかったので許容範囲。
ああ、クレンペラーに全集を録音してほしかったなあ。せめて「巨人」と第5は聴きたかった欲しかった。
あるサイトによると「巨人」は一度指揮しただけ、第5、第6はまったく指揮した事がないそうだ。たぶんクレンペラーの気に食わない曲なんだろう(笑)でも、これで発掘音源を探してもダメだとわかった(涙)
言っておくが、別にマーラーを好きになったわけではない(笑)