ネーメ・ヤルヴィのシベ1、シベ2

シベリウス 交響曲第1番 第2番
ネーメ・ヤルヴィ指揮 エーテボリ交響楽団(2002)
ためや、曲想によってテンポを変えてゆくという、いわば面白く聞かせるための演奏で、ブルックナーでいうところのヨッフムにあたるが、こういう作為的なシベリウスは好みではない。
しかし、この1番、2番あたりは充分効果的であることは事実で、別曲を聴いているような新鮮さはある。
(が、第2で一番もりあがる第3楽章から続けて演奏される第4楽章の冒頭が、さほど盛り上がらないのはなぜ?わざとか?)