シベリウス 交響詩「夜の騎行と日の出」即興曲「スネフリード」(と今後)

シベリウス 
交響詩「夜の騎行と日の出」
ネーメ・ヤルヴィ指揮 エーテボリ交響楽団(1995)

即興曲「スネフリード」
ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団(2001)
ユビラーテ合唱団

先日「まさかのシベリウス・サイクルの復活か?」と書いたが
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2019/05/25/120441
やはり、復活してしまった(笑)
で、以前紹介していなかった曲を2曲。

「夜の騎行と日の出」はネーメ・ヤルヴィの「シベリウス 交響曲全集 管弦楽曲集」から。例の「シベリウス全集」(15CD)からは漏れている曲。交響曲第3番と第4番の間の期間に作曲された。
ウィキペディアによると

シベリウス自身は、1901年にローマで月夜のコロッセオを眺めた時に霊感を受けたと述べており、親しい英国の音楽評論家ローザ・ニューマーチに説明したところによると、「闇夜の林を独り騎馬で駆け抜けていく普通の人の、内面的な(個人的で霊的な)経験が表現されている」


との事。

「スネフリード」は、混成合唱と女声の語り付の管弦楽曲。「シベリウス全集」(15CD)から。
ネット情報が少ないが、リュードベリの詩を元にした、森の精スネフリードと若者グンナルの恋、そして戦士としてのグンナルの死を描く、交響曲第1番と第2番の間の作品。

どちらもドラマティックで聴きごたえがある。

以前は、ヴァンスカ盤を中心とした「シベリウス全集」ヤルヴィの「交響曲全集 管弦楽曲集」ベルグルンドの「交響曲全集 管弦楽曲集」や、ヴァンスカ、ベルグルンドの他の録音もそろえて、当時はそれで充分満足していたのだが、実は上記のBOXには収録されていない管弦楽曲や、一部のみが収録されていて全曲を聴けていない管弦楽曲がまだまだあるのだ。
なので、それらも少しづづ揃えていきたい。
シベリウスに限らないが「2つの荘重な旋律」とか「2つのセレナード」とか、あまりピンと来ない題名の曲でもものすごく良かったりするので油断がならないし。