コナン・シリーズ「龍の刻」と「征服王コナン」

以前、新訂版コナン全集の最終巻がなかなか出ないな、という記事を書いたのだが

https://hakuasin.hatenablog.com/entry/20120109/1326067669

その後、最終巻が発売されたのを気づかずに、気づいた時には既に高値が付いた状態だった(汗)最近、久々に調べたらさらに高値がついている(涙)
そんな中、たまに調べ物をする時に使わせていただいている「翻訳作品集成」というサイトでロバート・E・ハワードのページを見ていたら、新訂版コナン全集の最終巻は「龍の刻(とき)」で、原題が"The Hour of the Dragon"。そして、ハヤカワから出ていたノーム・プレス版の「征服王コナン」の原題が"Conan The Conqueror(The Hour of the Dragon"とあった!
さらに調べると、雑誌発表時のタイトルが「龍の刻」で、最初の単行本化の際に「征服王コナン」にタイトルが替わったのだという。
初期のコナン・シリーズは、雑誌発表や単行本化の際に、編集者の手が入っており、それを除いた真のオリジナルによる全集が新訂版コナン全集だったので、このノーム・プレス版の「征服王コナン」もオリジナルではない可能性はある。
しかし、とにかくも「征服王コナン」を読めば「龍の刻」の話の内容はわかるはずである。なので(いつかは新訂版コナン全集の「龍の刻」を読みたいのだが)とりあえずユーズドで「征服王コナン」を入手する事にした。これでとりあえず個人的にはコナン全集は完結するわけだ。