木下ほうか主演の「裸の天使 赤い部屋」が江戸川乱歩の「畸形の天女」の映画化である、という話題があった。
大概の江戸川乱歩の作品は把握していたつもりだが「畸形の天女」は記憶にない。家にある光文社版江戸川乱歩全集を調べたら第16巻に収録で、少年向けの「透明怪人」「怪奇四十面相」「宇宙怪人」のおまけのような形で「女妖」と共に収録されていた。
「女妖」と共に非常に短い作品で、かつ四作家による連作短編の企画の第一作目という事もあり、買った当初はあまり注意して見ていなかったのかもしれない。
明日の休みにでも読み返してみようかな。
ちなみに本来の形(江戸川乱歩・大下宇陀児・角田喜久雄・木々高太郎による連作)も出版されているようだ。