マイクル・ムアコック「野獣の都」(と松本零士)

マイクル・ムアコックの「野獣の都」は、たぶん出版当初に本屋で見かけて、松本零士のカバー絵とイラストに魅かれて買った記憶がある。当時中学生の身にしてみれば、かなり刺激的であった。
何年か前に、懐かしくなって通販サイトで購入したら、サイトでは松本零士のカバー絵だったのに、届いたのは天野喜孝のカバー絵とイラストの版であった。勿論天野喜孝も良いのだけれど、やはり若い頃に接した絵で読みたかったので、再読は見合わせていた。その後「火星の戦士」3部作として合本版が出た時も買ったのだが、未読のままであった。
最近また通販サイトで調べたら、1973年第2版というのが廉価で出品されていて(初版は1972年)これはもしかして!と思って注文したらビンゴであった。
これでやっと「野獣の都」を始めとする「火星の戦士」3部作を再読(2,3作目は初読)できる。