ドロシー・ギルマン
ミセス・ポリファックス・シリーズ第9作
今までの舞台になった国際紛争は、ある程度は知っていたが、この本の舞台であるモロッコの「西サハラ問題」「ポリサリオ戦線」については知らなかった。勉強になる。(興味のある方は検索してください)
また、一般にはイスラム教神秘主義派とされるスーフィー派というのも初めて知った。自らの悟りや神との一体化を求める派で、ある意味キリスト教における「ユニテリアン・ユニヴァーサリズム」やニューエイジにの立場に近い。またまた勉強になった。
また、昨日のコメント欄で触れた「おばちゃまとモーナジェイの再会の場面」であるが、一言「粋だねえ!」