ロータスの伝説 完全版(1973 2017)サンタナ

以前感想を書いた、サンタナの「ロータスの伝説」であるが

https://hakuasin.hatenablog.com/entry/20050927/p1

完全版なるものが出ていた事を知ったのは最近であった。
実は「ロータスの伝説」は、聴いていて明らかに編集点がわかる場所があり、聴き返すたびに「ああ、この後の演奏はどうだったんだろう、何とか聞けないものかなあ」等と思っていたのだが、それが聴けるとは!
しかし、お値段の関係で躊躇していたのだが、弱冠お安いユーズドがあったので我慢でしきれずに購入してしまった。
届いてびっくり、通常のCDの縦横の1.5倍サイズの神ジャケの3枚折構造で、これは同時に発売されたLP盤の縮小盤なのであろう。これなら横尾忠則のイラストも楽しめる。
私はLP時代を知らなかったのだが、たぶん付録はその時代の復刻+最新の解説になっており、日本製作という事もあり、来日した彼らの写真や情報がてんこもりで、個人的には非常にありがたい。(何せ、持っていたのがお安い輸入盤だったから、ほとんど情報が無かった)
いずれ、ゆっくりと見たり聴いたりするのだが、やはり、今回の目玉は30分を超える未発表音源で、その中でも個人的にはファラオ・サンダースの「ザ・クリエイター・ハズ・ア・マスター・プラン」が嬉しい。
以前、アイランズ期のキング・クリムゾンの発掘音源にこの曲が収録されていたのを書いたことがあったが

https://hakuasin.hatenablog.com/entry/20041202/p1

サンタナ盤は、ファラオ・サンダースの「ザ・クリエイター・ハズ・ア・マスター・プラン」のボーカルのレオン・トーマスが参加しているのだから、これは当然と言えば当然なのだが、旧盤でカットされたのは惜しい話だった。もしかして著作権の関係だったのだろうか。
というわけで、まずは「ザ・クリエイター・ハズ・ア・マスター・プラン」を聴いてみたが、レオン・トーマスのソロ・コーナーとして、完全に歌ものになっていた。
これはこれでいいのだが、サンタナファラオ・サンダースのサックスなみにギターを弾きまくってくれているのでは、と勝手に思い込んでしまっていたために、肩透かしを食らった感じ・・・・・

こちらは、日本公演ではないが、同年のライブの「ザ・クリエイター・ハズ・ア・マスター・プラン」

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こちらは2011年、ジョン・マクラフリンとの共演で、こちらでは弾きまくってる。

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