ショスタコーヴィチ 「マキシム三部作」「ジャズ組曲」

ショスタコーヴィチ  組曲「マキシム三部作」
ユロフスキ指揮 ベルリン・ドイツ交響楽団
「マキシム三部作」と言われる映画「マクシムの青春時代」「マクシムの帰還」「ヴィヴォルグ地区」につけられた映画音楽から編まれた組曲。ストーリーは、青年が社会主義に目覚めて成長していく、という話。映画第1作ははプラウダ批判前、残り2作はプラウダ批判後になるが、組曲にまとめられたのは勿論プラウダ批判後の事なので、プラウダ批判の影響はあるだろう。心なしか音楽も大仰でわざとらしく聴こえてしまう。

ショスタコーヴィチ 
ジャズ・オーケストラのための第1組曲(ジャズ組曲第1番)
ジャズ組曲第2番
テオドレ・クチャル指揮  ウクライナ国立交響楽団
ジャズと言っても現代でいうところのジャズではなく、大衆的なダンス・ミュージックを当時はジャズと呼んでいたのだろう。
第1番はプラウダ批判前、第2番がプラウダ批判後の作品。