ドニゼッティ「マリア・ストゥアルダ」"Maria Stuarda"

先日、ドニゼッティの「アンナ・ボレーナ」について書いたのだが(こちら)アンナ・ボレーナ(アン・ブーリン)の娘エリザベス1世のライバル、スコットランド女王メアリー・スチュアート(ブラッディ・メアリーではない)のオペラを、やはりドニゼッティが書いていたとは知らなかった(汗)
上演禁止令、二流歌手による上演、30年後の再演の際の改定などもあって、1度も満足のいく上演がされないまま忘れされたものの、ドニゼッティの最高傑作との評価もある。ドニゼッティのオリジナルが復元されたのは21世紀に入ってからだとか。2001年ドニゼッティ劇場のDVDが発売されている。
エディタ・グルベローヴァアグネス・バルツァ盤がある!がえらい高値がついてしまっているな。
サザーランド、ガヴァリエ盤が廉価だ。カラス盤が無いから、ここらへんが往年の名演なんだろうな。
ちなみに史実と違って、エリザベス1世とメアリー・スチュアートは恋のライバル関係というお話、それで、嫉妬心からメアリーを斬首に。ありゃりゃ。でもイタオペだからいいのか。
2001年ドニゼッティ劇場