「1周回って知らない話」と「ナイトライダー」と「探偵!ナイトスクープ」

毎週見ているわけではないが、気になるゲストの時には見ている「1周回って知らない話」であるが、おじさん世代には懐かしくなる瞬間がある。
(違ったら申し訳ないが)BGMが1980年代のアメリカのドラマ「ナイトライダー」のテーマ曲に聴こえるのだ。
ちなみに「ナイトライダー」は、今でいうところのAIを搭載した特殊機能満載の車と、主人公コンビの活躍を描くSFアクションである。
日本での放送はスペシャルとして1986年、テレビシリーズとして1987年から。なので「探偵!ナイトスクープ」が始まった当初(1988年)タイトルは「ナイトライダー」から採ったのではないか?等と思ったものである(あくまで個人的な意見です)

 

 

 

大橋トリオの「贈る言葉」と ビートルズの「ディア・プルーデンス」

季節がら、ラジオでは卒業にからんだ曲がよくかかっている。
雪でバスが遅れるだろう、という時には娘を学校まで送ってゆくのだが、ラジオをつけたら曲の途中だった。暖房もガンガン入っているので、最初は邦楽なのか洋楽なのかもわからなかったが、ビートルズの「ディア・プルーデンス」によく似ているな、と思った。
耳をすましているうちに「え?日本語?あれ?「贈る言葉」」と言う事で、帰宅後に調べたら2010年に大橋トリオという人がカバーしたものだった。寡聞ながら知らなった。こういう冒険的なアレンジは(金八先生に思いれが無いせいかも知らないが)大変面白く感じる。

 

 

 

 

ベームのバッハ「マタイ受難曲」

バッハ「マタイ受難曲
ベーム指揮 ウィーン交響楽団(1962)
ウィーン楽友協会合唱団 ウィーン少年合唱団
フリッツ・ヴンダーリヒエヴァンゲリストテノール
オットー・ヴィーナー:イエス(バス)
ヴィルマ・リップ:ソプラノ
クリスタ・ルートヴィヒ:メゾ・ソプラノ
ヴァルター・ベリー:バス
ペーター・ウィンベルガー:バス
ロベルト・シュプリンガー:バス

ヴンダーリヒの福音史家(ヨハネ受難曲、クリスマス・オラトリオ)があまりにもよかったので、マタイ受難曲がないんだろうか、と探したらあった。それがこのベーム盤であるが、ベームにとってもヴンダーリヒにとってもこれがマタイ受難曲の唯一盤である。
放送用録音のいわゆる発掘音源で1962年の演奏ながらモノラルである。(慣例的カットあり)
ベームは、たっぷりテンポをとる部分もあるが、全体にはかなりキビキビした演奏である。
さて、期待のヴンダーリヒであるが、ちょっと力みすぎて表情をつけすぎの感あり・・・なんかもったいない。
イエスのヴィーナーは、声質が硬くてイエスっぽくないなあ。
しかし、貴重な記録であることは確か。

娘のバンドの動画とテレビ出演

 

 

フリッツ・ヴェルナーの芸術-3(10CD)

モダン楽器によるバッハ「ヨハネ受難曲」探していてこんなものを発見。
フリッツ・ヴェルナーは、オルガニスト兼指揮者兼作曲家でニコライ教会音楽監督やキリアン教会のオルガニスト・カントルを歴任とのこと。1898年生まれだからギュンター・ラミンと同い年になる。
フリッツ・ヴェルナーの芸術-3には、マタイ、ヨハネの受難曲とミサ曲ロ短調、クリスマス・オラトリオといったバッハの4大宗教曲とモテット、カンタータが収録されている。(ちなみに、1と2は、カンタータのみで10CDづつ)
このセットと、マタイ1種、マニフィカト1種を聴いて、突然始まった今回のバッハ・サイクルは一段落の予定。