ブルックナー 交響曲第8番

シューリヒト指揮 北ドイツ放送交響楽団(1955)
先日書いた7番とのカップリング、こちらも聴きたくて聴きたくて(笑)
こちらもシュトゥットガルト盤(こちら)の翌年の録音で、やはりハース版である。
今まで聴いたシューリヒトの4種のブル8の中では1番テンポがゆったりしている(フィナーレのみシュトゥットガルト盤のほうが遅い)こんなテンポのシューリヒトのブル8は初めてだし、他の盤に見られないボリュームコントロールもあり新鮮である。
どちらかといえば速いブル8よりは遅いほうが好きなので、(ハース版だし)個人的には4種の中で一番にあげたいが、音質が若干悪いし(海賊盤の上か)アダージョで木管に派手なミスがある。実に惜しい。
シューリヒトは、同一曲の演奏なのに、それぞれ特色が違うのに驚異的にはずれが無い。すごいな。