コープマンの バッハ ミサ曲ロ短調

バッハ ミサ曲ロ短調
コープマン指揮 アムステルダム・バロック管弦楽団(1994)
アムステルダムバロック合唱団
バルバラ・シュリック(S)
カイ・ヴェッセル(CT)
ギー・ド・メイ(T)
クラウス・メルテンス(B)
それまではオランダ・バッハ協会合唱団と共演してたコープマンが、みずから合唱団を結成しての最初の録音とのこと。確かに合唱がやたらと美しい。
あくまで個人的な話だが、例えばヘレヴェッヘを聴くときは、聴く前になぜか覚悟が要る。しかし、コープマンの場合、そんなものは不要で、すっと聴けて、すっと音楽が入ってくる。いわゆる無為の為といったところか。

モー娘でない"Love Machine"

御昼にラーメン屋へ行ったのだが、そこは1970~1980年代の洋楽、邦楽の有線がかかるので、おじさんには懐かしい曲がかかる。
で、今回かかったのがミラクルズの"Love Machine"(1976)(最初、記憶があやしくてEW&Fだったかしら、等と思ってしまった)
それにしても懐かしい。モー娘の前は「ラヴ・マシーン」と言えばこれだった。

 

コープマンの バッハ ヨハネ受難曲

バッハ ヨハネ受難曲
コープマン指揮 アムステルダム・バロック管弦楽団(1993)
オランダ・バッハ協会合唱団
ギー・ド・メイ(T:福音史家)
ペーター・コーイ(B:イエス)
バルバラ・シュリック(S)
カイ・ヴェッセル(CT)
ゲルト・テュルク(T)
クラウス・メルテンス(B)

マタイ同様、真摯で素直な演奏である。悪い言い方をすれば個性が無いのだが、個人的にはピリオド楽器の場合、こちらのほうが好ましい。ピリオド演奏の標準盤として推せる。
ヨハネはモダン楽器演奏のほうにはまってけっこう何種類も聴いたが、ピリオド演奏はブリュッヘンヘレヴェッヘのみ、ヘレヴェッヘは第2稿だったので、今回コープマンを聴けたのは大変良かった。

コープマンの バッハ マタイ受難曲

バッハ マタイ受難曲
コープマン指揮 アムステルダム・バロック管弦楽団(1992)
オランダ・バッハ協会合唱団
ギー・ド・メイ(T:福音史家)
ペーター・コーイ(B:イエス)
バルバラ・シュリック(S)
カイ・ヴェッセル(CT)
クリストフ・プレガルディエン(T)
クラウス・メルテンス(B)

コープマンのモーツァルト「レクイエム」が良かったので、バッハも聴きたくなって3大宗教曲を購入。
余計なことをしない非常に素直な演奏で、私がコープマンに期待した通りの演奏。ピリオド演奏の標準盤として推せる。個人的には新旧ヘレヴェッヘ盤がしっくりこなかったので、アーノンクール旧盤と共に愛聴盤になるであろう。