The Eternal Knot「遥かなる絆」(2000)

Adiemus
アディエマスはなんといっても1stの"Songs of Sanctuary"(1995)が、アフリカの大地と創世を思わせるプリミティブな楽想を、クラシックと正反対の発声法の合唱(歌詞が古代言語を思わせるような意味不明の創造言語であるところがまたよかった)と、オーケストラで演奏した抜群のスピリチュアル・ミュージックであった。2ndはプリミティブさが引っ込んで、私にとってはごく普通の音楽になってしまったため興味を失ってしまった。しかし、この4thではケルト音楽がテーマだという。ウェールズのTV局がウェールズ出身のカール・ジェンキンスにBGMを依頼したのがきっかけだとか。カールがケルトとは知らなかった。(正確にはウェールズとスウェーデンのハーフ、確かに北欧っぽいな)
さて、この4thであるが、良くも悪くも想定範囲内、ジェンキンスがケルトをやるならこうなるだろうなという予想どおりの仕上がり。音楽的にも完成度が高く、またミリアム・ストックリーのボーカルも素晴らしいが、いかんせん1stのインパクトがあまりにも強すぎた・・・・・でも、ケルトはいいな、やっぱり。

Adiemus Live(収録:2001)

Adiemus
日本ではなぜかベスト盤とのカップリングで発表されたライブ。輸入盤で単独購入。
全12曲中1stから5曲、3rdから2曲、4thから5曲。
4thから5曲というのは4th発売直後のLIVEだから割り引くとして、残りの曲を見るとやはり1stが一番聴衆にも人気があるとカールが認識している証拠になってしまった。
さて演奏であるが、スタジオとほとんど同じで、すごい!というより、ライブ盤を出す必要があったのか?と思ってしまった。そこらへんかな、日本で単独発売が無かったのは。しかし、1st、4th中心だし、3rdからの曲もプリミティブな魅力をもっているので、全体として大変私好みに仕上がっている。私にとってのベスト代わりに聴けそうだ。

"白亜森"をネット検索

気晴らしに"白亜森"でネット検索をかけたら、けっこういろいろな検索サイトに引っかかっていることがわかった。それはいいのだけれど、どう考えてみても、いったん別の外国語に自動翻訳された文章を、再度日本語に自動翻訳したような変な日本語に変換されて表示されているサイトは、いったい何なのだ?