ビートルズの"Baby It's You" "Please Mr. Postman"そしてデュアン・エディ

私が初めて買ったビートルズのアルバムは日本盤の1st「ビートルズ! 」と「レット・イット・ビー」であることはどこかで書いた気がするが、久々に聴いてみてまたいろいろと思い出した。
その頃は中学生だったと思うが、それまでは、歌の1番と2番は歌詞が違ってもメロディは同じなんだとなんとなく思っていたのだが、このアルバムの"Baby It's You"と"Please Mr. Postman"を聴いて歌詞が違ったらそれに乗せるメロディが違ってもいいんだ!とびっくりした記憶がある。(今考えると元曲はリズム&ブルースなのだから納得するが)ジョンの歌唱センスも抜群なので、よく合わせて口ずさんでいたものだ。
そして最近亡くなったのがニュースになったデュアン・エディである。寡聞にして知らなかったが、ギター版の「ピーター・ガン」をヒットさせたと言われたら、ああ、と思い当たる。わざと低音域でリードをとったりトゥワング奏法(弦のはじく奏法)という独特の個性で、先日のチェット・アトキンス同様、ジョージにも影響を与えたレジェンド・ギタリストだという。
そうなると"Baby It's You"である。この曲の間奏がまさに弦をはじく感じの低音域リードなのだ。当時はなんでこんな低い音域で?と思ったものだがデュアン・エディの影響だとすると納得。ちなみにオリジナルの間奏はオルガンなので、これは決定でしょう。

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