赤毛のアンに隠されたシェイクスピア(2001)

松本侑子
以前から気になっていたが、やっと購入、結果的には今読んで正解だった。表題はシェイクスピアだが、英米、スコットランドもちゃんと言及されている。松本さんはアンからアーサー王ケルトとたどって行くが、私はアンのファンでありながらケルト系との繋がりを全く知らず、全く別系統からケルトを探り、そして今、実はアンとケルトの深いかかわりを知った。面白いものだ。
松本さんの本に好感がもてるのは、彼女もある意味英米文学については初心者なので、我々と同じレベルから探求がなされるため、大変我々にも分かりやすい形で説明されているという点だ。

アーサー王宮廷のコネチカット・ヤンキー

もう随分前になるが、実家でケーブルTVの洋画チャンネルで、黒人少女がアーサー王時代へタイムスリップすると言う内容の映画を見た。後から原作はマーク・トウェインの「アーサー王宮廷のコネチカット・ヤンキー」と知り、図書館で借りて読んだりした。
ところが、今になって調べようとしたが、タイトルも出演者も全く覚えていない。やっとのことで
"A Connecticut Yankee in King Arthur's Court,"(1989)
と判明した。(タイトルそのまんまやんけ)
TVスペシャルのようで、どおりで映画として調べても見つからなかったわけだ。主役は子役時代のケシア・ナイト・プリアム(っていっても知らないが)
当然DVDの日本盤は無さそうだ。(VHSユーズドは発見)無いとなると見たくなる(笑)

シンデレラ

黒人版シンデレラがあるという。ホイットニー・ヒューストンウーピー・ゴールドバーグ等々絢爛たる出演陣だが日本ではDVD発売どころか存在さえもいまいち知られていないようだ。(日本人には黒人のシンデレラが受けないと思われているのだろう)こちらも一度は見てみたいものだ。