Amen(1999)

Paula Cole Band
ポーラ・コール・バンド名義になった3枚目。メンバーは、1st以前からいっしょにやってきた、ギターとドラム。故マービン・ゲイに感謝が捧げられているのでもわかるが、ブラックミュージック(もしくはジャズ)よりの曲が何曲かあるが、違和感は無い。前作より、落ち着いて耳障りが良くなったが、深みとスケールは増してきている。タイトルから分かるように、信仰をテーマにした曲も多く、ポスト・ロック的スピリチュアル・ミュージックか?しかし、これだけ完成度の高い作品を、すべて作詞作曲して、セルフ・プロデュースなのだから、今までの女性アーティストには、無いタイプではないか?(私が知らないだけか?)しかし、これが最新作で、6年新作が無いのが、ちょっと気にかかるが(ピーターみたいに10年で1枚なんて、まだそんなに落ち着く年ではないぞ)→ファンサイトによると、新譜録音中とのこと。楽しみだ。