娘がギターを

昨日娘が、バンドの練習中にギタリストのギターを弾いてみたらしく、夕飯後に久々に「ギターを弾きたい」というのでしばらくアコギを貸した。
ファンである米津玄師さんの曲をつたないながらも弾き語りしたりしていた。知らないうちにけっこう弾けるようになっているものだ。
アルペジオってどうやるの」というので教えたり、「これを人前でやると「おおー!」ってなるぞ」と比較的すぐできるディープ・パープルの"burn!"「紫の炎」のギター・リフを教えたりした。(娘の世代ではタマホームとして誰もが知っている)
いつか娘とセッションできる日がくるといいなあ。

余談

かんかん照り」を一節弾き語りして「これ井上陽水」と言ったら、バンドのベースがカラオケでよく井上陽水を歌っているとか。話が合うかも(笑)

ライナーの ワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー」

ワーグナーニュルンベルクのマイスタージンガー
フリッツ・ライナー指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団(1955)
パウル・シェフラー(Br:ザックス)
ゴットロープ・フリック(Bs:ポーグナー
エーリヒ・クンツ(Br:ベックメッサー
ハンス・バイラー(T:ヴァルター)
イルムガルト・ゼーフリート(S:エーファ)
マレイ・ディッキー(T:ダーヴィト)
ロゼッテ・アンダイ(Ms:マグダレーネ)
ベルハルト・ヴェヒター(Br:ナハティガル)

カラヤンバイロイト盤と並んで、クンツがベックメッサーを演ずるもう一つの録音のライナー盤を、我慢できずに買ってしまう。モノラルのライブ録音だが、音はめちゃめちゃ良い。
ライナーらしいきびきびしたテンポの中にも、テンポを落とすカタルシスもあり「トリスタンとイゾルデ」もそうだったが、ライナーはワーグナーを振る時はけっこう自由だ。そしてまたそれが抜群に面白い。こんなにテンポが速いのに、せわしない感じがまったくしないのはさすがにライナー。
歌手陣はクンツをはじめ名歌手揃いで出来もいい。声のふるえ癖というか、いつもは音程が不安定になるバイラーも今回は許容範囲である。
第2幕のクンツはやはり観客の笑い声が聴こえる。映像で名演技を見て見たかったなあ・・・・
ちなみに第3幕の「第1幕への前奏曲」の再現部分で観客から割れんばかりの拍手が起きるが、舞台上で何が起きていたのだろう・・・非常に気になる。

 

 

サヴァリッシュの ワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー」

ワーグナーニュルンベルクのマイスタージンガー
サヴァリッシュ指揮 バイエルン国立歌劇場管弦楽団(1993)
ザックス:ベルント・ヴァイクル
ヴァルター:ベン・ヘプナー
エヴァシェリル・ステューダー
マグダレーネ:コルネリア・カリッシュ
ベックメッサージークフリート・ロレンツ
夜警:ルネ・パーペ
ダヴィッド:デオン・ファン・デル・ヴァルト
ポーグナークルト・モル
フォーゲルゲザング:ミヒャエル・シャーデ
ナハティガル:ハンス・ヴィルブラント
コートナー:ハンス・ヨアヒム・ケテルセン
ツォルン:ウルリッヒ・レス
アイスリンガー:ヘルマン・ザーペル
モーザー:ローラント・ヴァーデンヒューラー
オルテル:ライナー・ビューゼ
シュヴァルツ:グイド・ゲーツィン
フォルツ:フリーデマン・クンダー
シュタインのマイスタージンガーの映像でザックスを好演していたヴァイクルであるが、以前シェリル・ステューダーのオペラ・アリア集で
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2016/11/10/055821
いずれ入手したいと書いていたサヴァリッシュ盤を思い出した。
これも某通販サイトのあるあるであるが、まず原語で検索して発見。日本語で検索したらありません。いや、邦盤も出ているはずだから、入手不可でも出てこないはずがない。で、マイスタージンガーとオケ名からバイエルンで検索すると1件ヒット、しかし情報がまったくないので"ASIN"の番号で検索して、海外サイトで確認したところサヴァリッシュ盤である事が判明。しかもかなりの廉価で思わず購入。けっこうこういう事があって、欲しいものが見つけられない人がいっぱいいると思う。欲しい人も通販サイトも両方損をしているのだから、改善されることを望む。
さて、今回も前置きが長くなってしまった。演奏は穏やかで角が取れた落ち着いた演奏で、喜劇的場面も喧騒に流されることなくじっくり音楽を楽しめるが、その分迫力不足な部分がある事も否めない
シュタイン盤(1984)のヴァイクルは42歳の若々しいザックスだったが、こちらは9年後51歳のたぶん役の年齢に近くなったザックスである。円熟味が増しているのは事実だが、以前にも書いたが個人的には直線的な歌唱のヴァイクルが好きだったので、ちょっと寂しい。
1980年代のオペラ演奏をよく見聴きしていた身としてはポーグナークルト・モルもうれしい。
ヴァルターのヘプナーは若干表情過多な歌い方。
シェリル・ステューダーはやはり素晴らしい。

さて、クリュイタンスの3種のマイスタージンガーをきっかけに、カラヤンバイロイト盤、フルトヴェングラー盤、トスカニーニ盤、そしてこのサヴァリッシュ盤を聴いてきたが、ここにきて以前聴いた録音も聴きなおしたくなってきた。なので、またしばらく更新が無い恐れあり。

「デンシンタマシイ」ゲーム実況者わくわくバンド

「デンシンタマシイ」ゲーム実況者わくわくバンド

ゲーム実況者かつバンド経験者が組んだバンドで、娘が最近はまっている。
聴いてみると、かなりの実力者達である。
ライブ映像とか見ると、けっこう洋楽色が強い曲もあり、お父さんもはまりそうだ。

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