「縄文の家殺人事件」(2013)風野真知雄

「縄文の家殺人事件」(2013)風野真知雄
「歴史探偵・月村弘平の事件簿」シリーズの第2作、待望の「縄文の家殺人事件」である。
前作の「東海道五十三次殺人事件」もそうだったが、殺人に関わる人々の人間関係が切なくも深い。これがこのシリーズのもう一つの特徴なのかもしれない。
5人の縄文人の遺体が発掘されたという千葉の姥山貝塚は、寡聞にして知らなかったなあ、勉強になる。
ちなみに「歴史探偵・月村弘平の事件簿」シリーズのうち、この作品だけ出版社が違うのはなぜなんだろう。

「東海道五十三次殺人事件」(2012)風野真知雄

東海道五十三次殺人事件」(2012)風野真知雄
数年前に「縄文の家殺人事件」というタイトルを見つけた。風野真知雄だし、縄文好きの身としてはほおっては置けない。
しかし、これは「歴史探偵・月村弘平の事件簿」というシリーズの第2作にあたる。
風野真知雄には珍しい現代を舞台としたミステリーだがテーマは歴史である。
とりあえず第1作と第2作を買ったのだが、なかなか第1作である「東海道五十三次殺人事件」を読む始めるきっかけが無い。本当は「縄文の家殺人事件」を読みたいのだが、第1作を飛ばして読むことができない性癖である。
そうこうするうちに、シリーズの続きが出始め、その都度買ってはいたが、第3作「信長・曹操殺人事件」第4作「「おくのほそ道」殺人事件」等に比べて「東海道五十三次」はどうも個人的には興味を持ちづらいということもあり、随分長いことつん読状態であったが、今回やっと読み始める気になった。
しかし、読んでみると広重関連であった!ならもっと早く読むんだった(涙)

http://hakuasin.hatenablog.com/entry/20090512/p1
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/20090518/p1

結末はかなり驚天動地。
ちなみに、広重の「東海道五十三次」は永谷園の付録が懐かしいが、広重の「東海道五十三次」は何種類かある、ということは寡聞ながら知らなかったなあ。

昔を思い出す

山里亮太蒼井優の会見をネット動画で見、その裏側を山ちゃんが語った翌日の「スッキリ」を録画して見た。
奥さんに告白した時とか、付き合い始めの初々しい頃とかを懐かしく思い出してしまった。