個人的「ルパンの娘」顛末記

深田恭子主演の「ルパンの娘」であるが、始まった時面白そうだと思って見てみた。
ある程度漫マンガチックではあろう、と思っていたが、予想以上にトホホだったので第1話の途中で見るのをやめてしまった。で、2話以降も見ていなかった。
田中みな実が出たあたりから、再度見始めてはまってしまった。
で、原作を買ってみたら、メインストーリーがまったく違っていたので、なんだ、設定を借りただけか、とちょっとがっかりした。
ところが、最終話に向けてとうとう原作の大いなる謎解きのメインストーリーが始まって、なるほど、こういう構成だったのね、と感心した。
そして先日の最終話はなかなかの感動大作に仕上がっていた。ちゃんと全部見ればよかった。
ちなみに黒幕役の懐かしい浜田晃であるが、その青年時代を息子の浜田学が演じているのも、ニヤッとしてしまう。
あ、第1話に出ていた、瀬戸康史の妹役のさとうほなみは、まったく最初からいなかったことになっているような展開であるが、途中を見ていないのでなぜ出てこなくなったか理由がわからない。どなたかご存知ないか。

クレルヴォ三昧の始まり

あいかわらず、シベリウスのクレルヴォ交響曲のヘビロテが続いている。
今、手元にある4種の録音について、ざっと語ると
素朴な迫力のベルグルンド盤
精緻、清澄のヴァンスカ盤
若干通俗的ながら、面白い演奏のサロネン
楽器間のバランスが新鮮なデイヴィス盤
ということになるが、他のクレルヴォ交響曲も聴きたくなってしまって、某通販サイトで入手可能な分を注文してしまった(汗)ちなみにヴァンスカの新盤以外はけっこうお安い。
手元にあるものを含めて、録音年順(もしくは発売年順、入手後に録音年順に統一して修正する予定)に指揮者を並べると以下の通り。

1970 ベルグルンド
1985 ネーメ・ヤルヴィ(今回注文)
1992 サロネン
1996 デイヴィス
1996 ユッカ=ペッカ・サラステ(今回注文)
1996 ヨルマ・パヌラ(今回注文)
1997 パーヴォ・ヤルヴィ(今回注文)
2000 ヴァンスカ
2006 アリ・ラシライネン(今回注文)
2007 ロバート・スパーノ(今回注文)
2016 ヴァンスカ 新録音(今回注文)

ヤルヴィ親子以外は寡聞ながら見事に知らない指揮者ばかりである。
また、世界初録音のベルグルンドからネーメ・ヤルヴィまで、15年も空いているのもある意味びっくり。
また、1996年、1997年で4種も出ているのも不思議だ。再評価のきっかけでもあったんだろうか。

なんと!

赤毛のアンの翻訳者であられる松本侑子様より「いいね」をいただきました。

まさか!?であります。望外の喜びであります。

翻訳以外も「赤毛のアンに隠されたシェイクスピア」等々愛読させていただいております。

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