春の声

娘はまだまだ、ラブ&ベリーになかなか勝てない(何がどうなれば勝つのかもお父さんは分からないわけだが)昨日たまたま勝って大喜びで、曲を歌いながら踊りを真似したりしている。舞踏会のシーンでは「春の声」がかかる。私はウィンナワルツは、自分からなかなか聴いたりはしないのだが(クナやクライバーが振るなら別だが。あとオペレッタならね)「この曲買って来ようか?」と聴くと「うん」と言うので安いやつを買ってきて聴かせると真剣に聴いている。こんなところからクラシック好きになるかもしれない。
PS.ちょっと聴いてしまうとやはり、ウィーン調の演奏がほしくなってきてしまった。

SOFT MACHINE Ⅲ(1970)

SOFT MACHINE
久々にソフト・マシーンの話。このアルバムは、最高傑作と挙げる人が多いが、長らくわたしはⅢがぴんとこなくて、ⅣやⅤあたりのほうが上ではないかと思っていたのだが、さんざんカンタベリー系を聴いたあとにこれを聴くとなんか分かって来た気がする。サイケやプログレ、ジャズロックの間に危なっかしく浮遊しているのがカンタベリーで、その魅力がその危うい浮遊感にあるのだとすると、まさにこのアルバムにはそういう魅力がつまっているということに気づいたのだった。これはいい!