最近の本屋事情

年のせいか重たいものが読みたくなくて、忘れたものを優先的に、またぞろクリスティを読み返したりしている。また、全部持っているわけではないので、手元に無いもので興味があるものを、まずは古本屋で探し、なければ書店で探す。
最近気がつくと、模様替えをしたなと思う本屋は、決まって海外の翻訳物の文庫のコーナーが極端に減らされている。クリスティなど、「クリスティ文庫」ができたのだから、常にあると思い込んでいたが、今回行った書店には1冊も無かった。これではますます通販に客が流れるな。

オリヴァ夫人

前にも書いたが、クリスティはどちらかというとポワロものよりマープルもののほうが好きである。また過去の犯罪がテーマになったものも好きである。ポワロもので「象は忘れない」も過去の犯罪ものであるが、ここに女性推理作家のオリヴァ夫人(ミセズ・オリヴァ)が登場するが、この人がこの他にもポワロものに何回か登場していることを寡聞にして知らなかった。彼女が出るならポワロものも読む気になったりする。