ブルックナー 交響曲第4番

ティントナー指揮 ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団(1996)
ティントナーは相変わらず遅い。若干遅すぎる部分もあるが、たまにじっくりと4番を楽しむのもいい。というか4番自体が随分久しぶりだ。
4番はアナログ時代クナとフルトヴェングラーを良く聴いたものだが、ブルックナーの中で最もとっつきやすい分浅く感じてしまったり、プロト5番、プロト8番的な要素もあるため、どうしても後期の曲を優先してしまうようになる。
しかし、久々に聴いたらなかなかに良いではないか。家にある分でも聴きなおすかな。
ちなみに我が家にあるブル4、通称「ロマンティック」は上記を抜かせば以下の通り。
クナッパーツブッシュ指揮 ベルリン・フィルハーモニー交響楽団(1944)改訂版 例の大全集
クナッパーツブッシュ指揮 ウィーン・フィルハーモニー交響楽団(1955)改訂版 有名なスタジオ録音
インバル指揮 フランクフルト放送交響楽団(1982)第1稿 スケルツォが別曲
レーグナー指揮 ベルリン放送交響楽団(1983)ハース版
朝比奈隆指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団(1989)ハース版
アナログ時代は前述のフルトヴェングラーウィーン・フィル改訂版(何年の演奏だったかは記憶に無い)と朝比奈隆の東京カテドラル盤(1980年ごろではなかったか)があった。
いかに偏っているかが良く分かる(笑)