ヘンデル「セルセ」

プリーストマン指揮 ウィーン放送管弦楽団(1965)
モーリーン・フォレスター
ルチア・ポップ
ミルドレッド・ミラー
トマス・ヘムズリー
オーウェン・ブラニガン
先日ポップの参加する「セルセ」が欲しいと書いたが(こちら)買ってしまう(笑)
意外と言ってはなんだが、この録音が「セルセ」全曲のオフィシャルとしての最初の録音になる。(発掘音源としては、それより前のものも現在発売されているが)
「オンブラ・マイ・フ」が「ヘンデルのラルゴ」として以前から有名であっても、「メサイア」等のオラトリオに比べ、ヘンデルのオペラの再評価は、けっこう後年だった事が、こういう事からもわかる。
今更ながらに感じるのは、このオペラ、比較的短い曲が畳み込まれるように続くので、飽きが来ないうちにどんどん進んでゆくので、ヘンデルのオペラが苦手な人でもけっこうとっつきやすいのではないか。
この頃のポップは無敵だな!