ドビュッシー管弦楽 その3

ドビュッシー
クラリネットと管弦楽のための狂詩曲第1番
レントより遅く
バレエ音楽「カンマ」
バレエ音楽「おもちゃ箱」
バレエ音楽「遊戯」
英雄的な子守歌
前回「耳触りが良すぎるか」と書いたが、晩年になるにつれ、曲に深みが増してきた。特に3つのバレエ音楽は聴き応えがある。
「レントより遅く」は本人によるピアノ曲の管弦楽編曲版であるが、なんかホンキー・トンク・ピアノのような変わった楽器が聴こえるな、と思ってクレジットを見てみたら"cimbalom"(ツィンバロム)という、中欧、東欧圏で使用される打弦楽器で、以前テレビで見たことがあったので、ああ、なるほど、と思った。曲調もその地方っぽい。
ドビュッシーの管弦楽シリーズはこれで終了。