藩札と切手

昨夜のテレビで無くなった祖母の遺品の正体が知りたい、という事をやっていて、これは藩札では?と思ったらビンゴだった。
思えば藩札というものを知ったのは、白戸三平の「カムイ伝」であった。その後、赤穂事件で浅野藩取り潰しの際、紙きれ同然となる藩札を異例の六割で交換した(明治政府でさえ三割)という話もあった。
ちなみにその遺品の中に「切手」と書かれているものがあって、昔の切手って郵便切手とは意味が違ったはずだよなあ、と思って調べたら、元々は江戸時代の「切符手形」の略で手形の役割をしていたのがだんだん郵便に使用されるようになったのだとか。勉強になった。