翠富士と「肩透かし」

栃若時代等と言ったらあまりにも昔だが、当時の映像を見ると、現在と比べると信じられないくらい力士の体が細い。
現在はあまりにも力士が大型化したために、怪我が多くなる等の弊害がおきている。
そんな中、いわゆる小兵力士の活躍も最近目立ってきている。
今場所の新入幕の翠富士も実にうまい相撲を取っていて期待が大であるが、得意技が「肩透かし」だという。
不勉強だったが「肩透かし」という言葉の響きから、なんかずるい技のような印象を持ってしまっていたが、実は
「高度な技術を要する難度の高い決まり手」(ウィキペディア
なんだそうだ(汗)知らないという事は恐ろしい。

デヴィッド・クロスビーの「トライアド」

デヴィッド・クロスビーと「トライアド」については以前書いた。

http://hakuasin.hatenablog.com/entry/20060920/p1

http://hakuasin.hatenablog.com/entry/20061201/p1

「トライアド」という曲は、長らく CSN&Y の"4 Way Street"というライブでしか聴くことができなかったし、私もスタジオ録音はないんだろうか等と調べてはいた。
久々に思い返して調べてみたら、昔とは違っていろいろな情報がわかってきた。
まず、この曲は元々デヴィッド・クロスビーがザ・バーズ時代に書いた曲で、アルバムに収録されなかったが、現在は「名うてのバード兄弟」"The Notorious Byrd Brothers"(1968)にボーナストラックとして収録されている。
さらになんとハインラインの「異星の客」の用語が出てくる(水兄弟等)!
「トライアド」は一般には「3人組」だが、この曲では「3人婚」を示唆している為に、ザ・バーズの他のメンバーが内容的に難色を示した事と、曲調がザ・バーズに合っていないとされたためにアルバムから漏れたとの事。
クロスビーのザ・バーズ脱退後、この曲がジェファーソン・エアプレインに提供され、"Crown of Creation"と、リードボーカルだったグレイス・スリックのベストに収録されている。(ちなみに"Crown of Creation"には黒澤明にインスパイアされた東洋的なインスト曲"Chushingura"なる曲もあるらしい)
そして本人によるバージョンは、"4 Way Street"で初めて世にでるわけだが、ようつべにCSN&Yによるスタジオ・オリジナル音源があり"Studio Archives 1969"なるアルバムに収録されている模様。

こちらが ザ・バーズ・バージョン。長らくギター1本の伴奏で慣れているので違和感が残るが、これはこれで不思議な世界。

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こちらが ジェファーソン・エアプレイン・バージョン。"4 Way Street"バージョンに印象が近い。

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こちらがCSN&Yによるスタジオ・オリジナル音源。テンポが最も遅く、その分瞑想的雰囲気が強い。

 

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最後に"4 Way Street"バージョン。

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ミュージカル「モンティ・パイソンのSPAMALOT」

先日、テレビで賀来賢人が番宣していたミュージカルであるが、モンティ・パイソンファンだから「え!?」となった。
なんと2005年に「ホーリー・グレイル」を元した舞台(脚本がエリック・アイドル)が作成されていて、その日本バージョンらしい。知らなかった・・・・
ホーリー・グレイル」を元にはしているが、全く同じではなく「ランバージャック・ソング」や「バカ歩き省」「死んだオウム」そしてタイトルにもある「スパム」等てんこ盛りらしい。うーん、見たいぞ!DVD発売とかないのかな?
ちなみに主役のアーサー王山田孝之賀来賢人ランスロット、馬の足音担当の従者が矢本悠馬、さらにシソンヌの二人も出る!演出が福田雄一!面白くなる予感しかないんだが!

ps.すいません・・・・もうずいぶん前からやってるんですね・・・・知らなかった・・・・

おもしろ荘2021の「エルフ」

録画していた「おもしろ荘」を見る。
個人的には、ネタがしっかりしていた「エルフ」に好感を持った。
キワモノ扱いをされていたが、実はオーソドックスな漫才もちゃんとこなせる実力があるのではないか?
流ちょうな突っ込みが印象に残った「はる」であるが、松本穂香にちょっと似てる(と勝手に思った)

 

「気になる女の子」がCMに!

ついさっき、スズキのCMで、随分前に触れた、The Messengers の"That's The Way A Woman Is"(邦題「気になる女の子」)が流れた。(カバーではあるが)

http://hakuasin.hatenablog.com/entry/20060621/p1

選曲した人は、私と同じくらい昔の人なのか、それとも探してきたのか。どっちにしてもなんか嬉しい。

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ザ・ベスト・オブ・ジョージ・ハリスン(「バングラ・デッシュ」)

アナログ時代に持っていたのだが、これはいろいろと問題があるアルバムだった。
ジョージ・ハリスンがアップル・レコードを離れ、ダークホースレーベルを設立した際に、ジョージの許可を得ずに、ビートルズ時代からアップル・レコードの最後のアルバム「ジョージ・ハリスン帝国」までのベスト盤、かつ当時のジョージの新盤「33 1/3」の発売を邪魔するかのようなタイミングで発売されたから、ジョージは大激怒だったらしい。
収録曲はほとんど手元にあるアルバムで足りるのだが、常々購入の機会は伺っていた。
それはなぜかというと、かの「バングラ・デッシュ」のスタジオ・テイクがこのアルバムにしか収録されていないからなのだ。つまり「バングラ・デッシュ」の為だけに買うのは・・・・とずっと躊躇をしていたわけだ。
年末に若干購入物の余裕ができて、お安いユーズドもあったので、このタイミングとなった。
今聴くと、ピアノがけっこう前に出ているなあと思ったが、これはピアノ担当のレオン・ラッセルに敬意を表しての事だったんだろうな。