Bundles(1975)

Soft Machine
今までさんざん「再発が無い」と嘆いていたソフトマシーンの"Bundles"が、次作"Softs"(1976)と共に、待望の再発を果たした!(10年ぶりだとか)
カンタベリーの老舗、ソフトマシーンも、「クロスオーバ〜フュージョン」という時代の流れには勝てずに、とうとう初めて専属のギタリストを加入させた。
個人的には、ソフトマシーンには、ギタリストは加入してほしくなかったのだが、そのギタリストが、我が最愛のアラン・ホールズワースでは、もう如何ともし難いではないか!(笑)
ソフトマシーンというバンドは、メンバーの加入脱退が多いので、アルバムごとに音楽性が変化してきているのであるが、ここまでくると、ソフトマシーンというバンド名に捉われない方が良い。次々作の"Alive & Well"など、どこをどう聴いてもソフトマシーンではない、しかし、傑作であることは確かなのだ。
カール・ジェンキンスというメンバーを加入させた時から(あのアディエマスのカール・ジェンキンスである)ソフトマシーンは、良い意味でも悪い意味でも、商業的にもはずれが無いバンドを目指す事になった。しかし、音楽性は変わっても、クオリティを下げて、商業主義に妥協しているわけではないのだから、やはりたいしたものだと思う。
このアルバムは、そのカール・ジェンキンスにすっかり主導権が移りながらも、最後のオリジナルメンバー、マイク・ラトジッジの最後の抵抗、そこに、アランのあの変態ギターが割って入る構図で、その三つ巴の緊張感は、完成度とは別のところで凄味を感じさせる。
しかし、アランのギターは、腰が抜けるほどすごいな。
そういえば、昔は「収束」という邦題がついていたが、今回から「バンドルズ」になってしまったのはなぜ?