北森鴻 浅野里沙子「天鬼越」(2014 文庫化 2016)未読

2010年に北森鴻が急逝し、その後未完の作品を浅野里沙子が完成させ出版された話は以前書いた。

http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2014/06/26/044729

もうこれで最後だと思っていて、その後北森鴻について調べたりしなくなってしまった。
それが、先日知り合いから日本のミステリーのお勧めを聞かれて、北森鴻を含めて何人かを紹介したのだが、それきっかけで再び調べてみたら、なんと単行本未収録の短編と未発表のプロットに基づいて浅野里沙子が仕上げた短編を収録した「天鬼越」が既に出版されていたことを知った。
通販で買う手もあったが、とりあえず市内の書店と古本屋をしらみつぶしに周ってみた。2016年の出版が最後だから、当然の事ながら通常の書店には無く、北森鴻の読者であればめったに古本屋に売らないだろうから、古本屋にほとんどない。そんな中、奇跡的やっと古本屋で1冊みつけた。
読む予定の本がたまっているのですぐには読めないが、余裕ができたらシリーズ始めから順番にゆっくり読み直すつもり。