デュトワのベルリオーズ「幻想交響曲」

ベルリオーズ幻想交響曲
デュトワ指揮 モントリオール交響楽団1984
デュトワベルリオーズBOXである。
全体にゆったりとしたテンポでじっくりと演奏されている。特に第3楽章は実験レベルかと思うくらい遅い。これはこれで面白いが推進力に欠けるのはいたしかたない。

マルケヴィチのベルリオーズ「幻想交響曲」

ベルリオーズ幻想交響曲
マルケヴィチ指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1954)
ベルリオーズの「幻想交響曲」はミュンシュ盤を3種所有していたが
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2017/09/21/045840
BOXを買った事により、新たに3種入手した事になる。
で、こちらは「ベルリオーズ名演集」BOX、個性派指揮者のマルケヴィチとベルリン・フィルによるモノラル録音である。
さて、上記でミュンシュ
「パリ管盤(1967)は、フルトヴェングラーばりのテンポ変化と、トスカニーニばりのヴォリュームコントロールで、激烈かつロマンティックな演奏」
と書いたが、マルケヴィチのこの演奏は、さらにその上を行く。面白さは格別だが、あまりにもやり倒しているので一般的にはお勧めできないが(モノだし)一聴の価値は充分ある。

 

札幌アーカイブ・シリーズと朝比奈隆(ブルックナー 交響曲第0番)

本日は、家族揃って郊外のショッピングセンターへ行ったのだが(娘にベースを買ったりした話はいずれ)久々にCD店に行ったら「札幌アーカイブ・シリーズ」なるものを発見、なんと以前
「朝比奈さんは0番を1982年の札幌交響楽団と演奏したっきりで、上記を含めて計4回しか演奏していないのだそうだ」
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/20081226/p3
と書いたブルックナー交響曲第0番の札幌交響楽団盤(1982)がある!!
他にも
0番とのカップリングとして、ハイドン 交響曲第2番(1982)
そして
ブルックナー交響曲第4番「ロマンティック」(1978)
さらに
ワーグナーニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲(1969)
ウェーバー「魔弾の射手」序曲(1972)
シューマン 交響曲第3番「ライン」(1972)
の計3CD、これは買わずにはいられない。ちなみに2016年の発売である。気が付かなかった・・・・
感想はいずれゆっくりと。
ちなみに上記で触れていたブルックナー交響曲第0番 大フィル盤(1981)は、朝比奈隆協会の無料頒布品として存在するようだ。とにかく音源があることは確認できたので、入手できるようになるまで気長に待つか。