Caution Radiation Area(1974)

AREA
待望のアレアの2nd。シンセサイザーによるノイズ的な音響を多用し、前衛色実験色が強まるが、基本はまごうことなきジャズロック。例えばソフト・マシーンと比べても、のりはよりロック的にソリッドに、和声とソロ楽器の間のテンション感は逆にジャズ的にソリッドである。ある人がアレアの事を、世界最強のジャズロックバンドと書いていて、最初はどうかと思っていたのだが、聴けば聴くほど、その意見が正しいように思えてくる。ベースがアコースティックもこなすため、どうしても初期のウェザーを思い出す。またちゃんと聴いて比べてみようかな。