ジェスロ・タル ワイト島ライブ 1970

先日NHK衛星にはいった番組を見る。若干のドキュメントと(いつ時点かはわからないが)現在のイアン・アンダーソンの解説映像を含む。ピーター・ガブリエルではないが、しばらく見ないうちに、すっかりはげていた。両方ともフルートを吹くこととは無関係だろうが。
ワイト島のロック・フェスティバルについてはウッド・ストックほどには認識していなかったが、結構問題が多かったようだ。いわゆる観客入れ替え事件がタルの演奏直前だったので、その模様も入っている。
のちにパリスに参加するベースのグレン・コーニックが脱退直前の映像。この人も好きなベーシストだが、いまひとつ売れるバンドの売れる時期にめぐり合えなかった人だった。発売前の「アクアラング」の曲をすでに演奏していて、それを聴けたのと、「リビング・イン・ザ・パスト」に印象的なライブ音源が収録されていた"Dharma for One"が見れたのがうれしい。あとは、「パッション・プレイ」時のライブ映像でもあればなあ。
ちなみに、2001年の映像も放送されたが、ベースだけ異様に若いところを見ると、昔から父の代役を務めていた、デイブ・ペグの息子のマシューかもしれない。