Innervisions(1973)

Stevie Wonder
前作の「迷信」のような突出した曲は無いものの全体の完成度はこちらの方が上かもしれない。もう「70年代前半」という雰囲気もそぎ落とされて、時代を超えた普遍性を持っている。さまざまな音楽のエッセンスが取り入れられているが、いかにも取り入れました、というような嫌味が微塵も無い自然さである。本当にすごい人なんだな。