私のあしながおじさん 第36〜40話

ジャーヴィスに政略的な縁談が持ち上がり、ジュリアの母(ジャーヴィスの義姉)はジュディの身元を調べ、それを公表しない条件でジュディにジャーヴィスとの別れを迫る。ジュディは泣く泣くそれに従うも、卒業式の朝にジャーヴィスの危篤を知り、自分が自分の出生を世間に公開できなかった勇気のなさがこの事態を招いたのだと、卒業生答辞で、あらかじめの原稿を無視して自分の出生を語る。まさに世界名作劇場史上に残る(こればっかり書いてるが)感動のスピーチ。そして大団円へ。
ちなみにリアルタイムの時には見逃していたが、ラストに各登場人物の将来を示唆するカットがはさまれていて、サリーはどうみてもリペット院長に見える人物と幼い子供達に囲まれている。やはり、このアニメの世界でも原作の続編と同じく、サリーは将来はジョン・グリア孤児院の院長に就任するようだ。だったら、やはり続編もアニメ化してほしかったな。アニメでは気弱なサリーが院長になって強くたくましくなる様も見てみたかった。