朝比奈隆指揮 NHK交響楽団(1997)
映像を見て、CDでも確認したくなって購入。(こちら)
映像を見たときよりは、第1楽章のおとなしさが許容範囲。
しかし、やはり第1楽章はおとなしくない方が好みだ。
ブル7もそうだが、どうも晩年の朝比奈さんは、フィナーレにクライマックスをもってくるための作為が感じられる。
しかし、ブルックナーはそんな作為をせずに、全楽章を全力投球して欲しい。
全楽章を全力投球しても、おのずとクライマックスが形成されるように、ブルックナーは曲を書いていると思いたい。