時代小説英雄列伝「座頭市」子母沢寛 他

今誰かさんの映画をやっているが、「座頭市」は、子供の頃(まだテレビ放映がOKの頃だった)テレビに入っているのを見ているはずである。
それに、勝新太郎の歌「座頭市」によって、馴染みがあった。
「おれたちゃナ、ご法度の裏街道を歩く渡世なんだぞ」
という冒頭のセリフはよくまねをしたものだ。
青春時代には(当時カンフーブームだった)片腕ドラゴンことジミー・ウォングとの共演「新座頭市/破れ!唐人剣」が懐かしい
(日本ではソフト化されておらず、輸入DVDでしか見られないとか)
 
で、今回「「座頭市」って原作があったけかなあ」と思って調べてみたら
物を知らないというのは恐ろしいもので、
子母沢寛の随筆に近い掌編「座頭市物語」であり、現在の「座頭市」のイメージは、勝新太郎が映画で作り上げたものだった
ということを初めて知った(汗)
読んでみたいな、と思ったら、「座頭市物語」と、映画化第一作の脚本、その他を収録した、大変便利な文庫が、ユーズドでまあまあの価格だったので入手。
ケーブルにその映画化第一作が入ったので、奥さんに焼いてもらうので、楽しみではある。