カペラ・イストロポリターナ(1996)
これも載せるタイミングを逸していた記事で、やはりブックオフで入手したCD。
以下の作曲家の、合奏協奏曲等の管弦楽曲が収められている。
ジュゼッペ・サンマルティーニ (1695-1750)
フランチェスコ・ジェミニアーニ (1687-1762)
ピエトロ・アントニオ・ロカテッリ (1695-1764)
アルカンジェロ・コレッリ (1653-1713)
フランチェスコ・ジェミニアーニ (1687-1762)
フランチェスコ・オノフリオ・マンフレディーニ (1684-1762)
トマゾ・ジョヴァンニ・アルビノーニ (1671-1751)
こういうCDを聴くと、バッハに冠された「音楽の父」と言う言葉が、いかに罪深かったかがわかる。
「音楽の父」と言う言葉は、バッハの同時代、そしてそれ以前の作曲家を、聴く価値の無いものとしてばっさりと葬り去ってきた。
何人の人が「音楽の父」と言う言葉を聞いて「バッハを聴けば、あとはハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンって聴いていけばいいんだな」と思ったことだろう。
そこに風穴を開けたのが、かの「イ・ムジチ」によるヴィヴァルディの「四季」の大ヒットであった。
昔ほどではないにしろ、ヘンデルをはじめバッハ以外のバロックは、もっと聴かれて然るべきだろう。