モーツァルト「偽の女庭師」(1774)

ハーガー指揮 ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団(1980)
エーツィオ・チェーザレ
ジュリア・コヌェル
トマス・モーザー
ブリギッテ・ファスベンダー
「みてくれの馬鹿娘」に続くモーツァルトのオペラ・ブッファ第2作、18歳の時の作品。
以前にも書いたが(こちら)元々イタリア語の台本で書かれていたが楽譜が紛失し1978年に発見されて復活されたもの。長らく演奏されてきたドイツ語のジングシュピール版は、この後すぐに聴く予定。
個人的にはブッファ(喜劇)好きなので、BOXをずっと聴いてきて、やっとここまで来た、といった感じ。
序曲の後、いきなりソロの掛け合いを含んだ重唱で始まる!アリアも我々の知っているモーツァルトの雰囲気が出てきているし、重唱の展開がストーリーの展開にシンクロしてきている!おお、ここらへんからかな!モーツァルトを聴く醍醐味が味わえるのは。「フィガロ〜」の曲にそっくりなワンフレーズがあったりして、にんまりする。