ラヴェル「ボレロ」2種

ラヴェルボレロ
ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団(1955)
ジャン・マルティノン指揮 パリ管弦楽団(1974)
ここまで有名だと、あまりあらためて聴く気にならないのだが、久々だと思って聴いてみた。なんだかんだ言っても、実によく出来た曲ではある。
あまりにもよく出来た曲なので、指揮者によっての違いが出しにくいのでは?と思っていたが、そうでもなかった(悪い意味で)
ミュンシュ盤はフレージングが鋭角的に過ぎ、好みの問題もあろうが、これは曲の本質からは離れているのでは?とも思ったが、手垢の付いたようなこの曲を、わざとこんな風に演奏させた、という可能性もある。