思いがけずにチャールトン・ヘストン

NHKの歴史探偵「北条政子」を見ていたら、チャールトン・ヘストンが出てきてびっくりした。
承久の乱の際の北条政子の演説と、シェークスピアの「ジュリアス・シーザー」の中のアントニーの演説の構成が似ている、という話から「ジュリアス・シーザー」の映像として出てきたのだ。
チャールトン・ヘストンについては何回か書いているが「ベン・ハー」「エル・シド」「アントニークレオパトラ」は知っていたが、これは知らない、と思って調べたら、そのものずばりのシェークスピア原作の「ジュリアス・シーザー」であった。1970年だから「猿の惑星」の後になる。もうハリウッドの大作史劇の時代ではなくなっているからか、あまり評価は高くなかったようで、そのせいもあってか把握していなかった(でも、もう1回アントニーを演じる「アントニークレオパトラ」はさらに後の1972年なんだよなあ)
見てみたいが、ちょっとお高い。
ちなみにシェークスピアの「アントニークレオパトラ」は岩波文庫で学生時代読んだ記憶がある。この物語が、エリザベス・テーラーの「クレオパトラ」とか、手塚治虫のアニメの「クレオパトラ」で印象深かったからだと思う。