ペール・ギュント 正真正銘の全曲盤

グリーグ 劇音楽「ペール・ギュント
ネーメ・ヤルヴィ指揮 エーテボリ交響楽団(1987)
バーバラ・ボニー(S)他
マリナーの抜粋盤
http://d.hatena.ne.jp/hakuasin/20110403
は、歌はソルヴェーグ(S)の分しかないが、こちらはペール・ギュント(Br)をはじめけっこうある。セリフもいっぱいあって、実際の芝居にかなり近い雰囲気を出しているのだろう。これは貴重だ!ストーリーは知っているので、セリフが入ると、ああ、この場面だからこんな事を言っているのだろうな、とわかる気がする。
バーバラ・ボニーは素直で透明感がある歌い方が好感が持てるし、ヤルヴィも文句の付け所が無い。
現在、単独ではえらい高値がついているが、このboxだとお安いので「ペール・ギュント」全曲盤を買い控えている方がいたら、こちらを買って損は無いと思う。