シューリヒトのハイドン(残り)

ハイドン 交響曲第86番
シューリヒト指揮 シュトゥットガルト放送交響楽団(1954)
ハイドン  交響曲第100番「軍隊」
シューリヒト指揮 シュトゥットガルト放送交響楽団(1958)
家にあるシューリヒトのハイドン交響曲は、残念ながら先日の95番とこの2曲だけである。
86番は「パリ交響曲」の1曲で、実に陰影の深い作品。特にメヌエットなど、踊りのための「メヌエット」ではなく、芸術音楽としての三拍子音楽に昇華してきている。
100番もトルコの軍楽風な第2楽章以外も、実にしっかり作られている傑作である。
シューリヒトの気持ちのいいハイドンがもっと聴きたいなあ。