シベリウス 劇音楽「テンペスト」(と「禁断の惑星」)

シベリウス 劇音楽「テンペスト
ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団&合唱団(1992)
キルシ・ティルホーネン(S)
リリ・パーシキヴィ(Ms)
アンシ・ヒルヴォネン(T)
Paavo Kerola(T)
ヘイッキ・ケイノネン(Br)

以前、15CDBOXに全曲入れてほしかったと書いた「テンペスト」であるが
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2012/09/16/064647
全曲盤を買ってしまった。15CDBOXはヤルヴィ指揮の管弦楽のみ。こちらは合唱、独唱付きのヴァンスカ指揮だが、5人も独唱者がいる。これは小規模のオペラではないか?
シベリウス最晩年の作品であるが、さすがに劇音楽なので「タピオラ」のような難解さはないが、深みは全く失っていない。交響曲第7番、交響詩「タピオラ」と共にシベリウス最後の傑作群と言える。
余談であるが、今回シェイクスピアの「テンペスト」をいろいろネットで調べていたら、なんとかのSF映画の傑作「禁断の惑星」が「テンペスト」下敷きにしているという情報が!これきっかけで読んでみるかな。